MacBookにBootCampを入れてみた(その1)
最近、パソコン界を賑わせているBootCampというプログラムをご存じだろうか?
これは、アップルのMacintoshにWindowsXPをインストール可能にするというソフトで、MacかWindowsかで悩んでいたユーザーにとっては、福音といってもいいくらい画期的なしくみなのである。
どうして、今ごろになってこんなことが実現したかというと、それは、アップルがコンピュータのプラットフォームをPowerPCベースからIntelベースへと変更したためだ。なかなか性能のアップしないPowerPCチップをあきらめ、Intelチップに軸足を移行したのは、MacというハードとMacOSというソフトの両方を1社で製造しているアップルにとってはとても重大な決断だったと思うが、年々性能を向上してくるウィンテル(Intel+Windows)陣営に対抗するには、ライバルともいえるIntelのチップを採用するしか、もはや手はなかったのかもしれない。
そんなわけで、今年に入ってからのMac(iMac、Mac mini、MacBook Proなど)はすべてIntelチップ採用のいわゆる"IntelMac"になっており、その副産物として、突如、アップルから提供されたのが、先のBootCampというわけだ。ちなみに、BootCampとは「新兵訓練基地」という意味で、そこには「IntelMacはWindowsが動くコンピュータとしては新人であり、まだまだ訓練中です」というアップルの控えめな立場が見てれる。
と、例によって前置きが長くなってしまったが、こんな素敵なプログラムの登場を目の当たりにしたせいか、久々に僕の物欲は頂点に達してしまった。あ~そういえば、今使っているThinkPad S30ももう4年。そろそろ引退の時期かも。それに仕事でMacを使うことだってあるし、なんというか、これなら一石二鳥かも。あ、そうそう、新しいMacBookってWindowsノートより安くてお得かも等々、とにかく思いつく限りの理由を並べ立て、ついに奥さんを陥落。今週の日曜日、待望のMacBookをゲットした。金額は20万1600円也(ポイントが10080ポイント付いたので、実質19万1520円)。
現在、店頭で購入することのできるMacBookは3タイプあるのだが、僕が購入したのは最上位モデルに当たるブラック(MacBook Core Duo 2.0GHz)。そして、それに新たに1Gバイトのメモリーを追加した。基本構成のMacBook Core Duo 2.0GHzは、メモリーが512Mバイト(256Mバイト×2枚)となっているのだが、複数のアプリケーションを同時に立ち上げて作業したり、動画編集をしたりすることを考えると、やはり1Gバイトは欲しいところ。Mac専門誌やニュースサイトなどを見ると、、「最新のMacはデュアルチャンネルメモリー対応なので、メモリーを増やすときは同容量のものをセットで増やしたほうが高速に動作する」という記述があり、これをそのまま信じると、メモリーは512Mバイト×2枚で購入するのが正解だ。つまり、元から付いている256Mバイトメモリー2枚は無駄になってしまう計算だ。また、将来、2Gバイトにするなんてことになれば、そのときは新たに買った512Mバイトメモリー2枚も無駄になることを覚悟しなければならない(!)。
では、どうするのが一番いいかということになるが、無駄を省くという点を重視すると、AppleStore で最初から2Gバイトにカスタマイズするのがいい。ただ、これだと購入金額は23万9650円に釣り上がってしまいCoreDuoを搭載したWindowsノートも視野に入ってくる。やはり、予算は20万円以下に抑えたいところだ。では、AppleStoreで1Gバイトにカスタマイズすればどうかというと、確かに、これなら購入金額は19万1770円と20万円を切るが、将来、メモリーを2Gバイトにする場合には、1Gバイトメモリーを2枚買うことになる(現在、1Gバイトメモリーは1枚2万5000円前後)。あと、今すぐ欲しいのに、AppleStoreで注文すると、1週間近く待たされるのも気に入らない。
てなことを逡巡しながら、僕が取った手は、あえてデュアルチャンネル構成を無視して、1Gバイトメモリーを1枚購入という作戦だ。これなら、無駄になるのは256Mメモリー1枚だけだし、メモリー総容量は1.25Gバイトとなる。それに、将来、2Gバイトにしたくなったときも、1Gバイトメモリーを追加購入するだけで済む。そして、何よりうれしいのは、購入金額が実質19万1520円と一番安くなる点だ。最新のMacBookはメモリー交換もそれほど困難ではなく、処理速度もそれほど気にならない。実際、[512Mバイト+512Mバイト]と[1Gバイト+0Mバイト]のメモリー構成でベンチマークテストをしても、処理速度に大きな違いはないようで(IT Media +Dより)、とりあえず、今回は上手な買い物をしたと思っている。
というわけで、今回は単なる購入レポートになってしまった。肝心のBootCampについては、また次回。
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